通信回線に関する用語

インターネット環境は万全ですか

Wi-Fiイメージ

【プロバイダ】

インターネット接続するサービスを提供する会社の事で、正確にはインターネットサービスプロバイダーといい、略してISPとも言います。
メジャーなプロパイダーとしては、OCNやニフティがあります。
今では携帯電話のキャリアも携帯電話を通じたインターネット接続サービスを提供しているので、プロバイダーであると言えるでしょう。
勘違いしやすいのですが、NTTなどの電話回線業者はプロバイダーではありません。
回線を契約しただけではインターネットに接続できないので、別途プロバイダーとの契約が必要となりますので注意しましょう。

【転送量】

サーバとクライアント間でやりとりしたデータ量の事で、トラフィック、トランスファーという表現をする事もあります。
このデータ量を測ることで回線への負荷を調整したり、レンタルサーバの従量課金の基準として利用される事もあります。 レンタルサーバでは月間転送量に制限がかかっているものも多いようです。
一時的にアクセスが集中するなど、瞬間的な転送量の増加が見込まれる場合にもそれなりの帯域を持った回線に接続する必要があります。
転送量が接続している回線の上限に近づいたり超えてしまうと、ホームページの表示が遅くなってしまい、快適に見てもらうことが出来なくなってしまいます。
それほど人気の無いホームページでも通常のアクセス以外、検索エンジンのロボットからのアクセスが意外と多いらしく、転送量の枠をかなり使ってしまうこともあるようです。
またファイルサイズの大きな画像があると、転送量が大きな数字になってしまいます。
それらの理由から、転送量が多いホームページほど人気がある、とは言えないようです。

【帯域】

インターネット回線の接続速度の事で、ビットレートとも言います。
一度に大量の情報を扱える帯域が広い回線は、太い回線と表現します。反対に、一度に扱える量が少ない帯域の狭い回線は、細い回線と表現します。
最近よく耳にするブロードバンドは広帯域という意味で、ナローバンドとは、その逆で狭帯域という意味で使われます。
帯域を表す単位は、主にKbps、Mbpsが使われます。1Mbps=1000Kbpsとなり、この数値が大きければ大きいほど太い回線です。